岩津高校調理国際科は
- 愛知の県立高校では唯一、既定の学習を終えると卒業と同時に調理師免許が授与されます。
- 調理現場に即した調理施設・設備で、実践的な調理技術を身につけます。
- 西洋料理、日本料理、中国料理など様式別料理の専門実習や、大量調理の実習など実践的な授業を行っています。
- 課題研究では和菓子・洋菓子・寿司・製パンのグループに分かれて社会人講師による少人数での実技指導を行っています。
- 専門的な知識・技術を生かしたホテルや集団調理関係等への就職の他に、栄養士・管理栄養士・製菓衛生師などの資格を取得するために大学・短大・専修学校等への進学の道も開かれています。
- 卒業と同時に「専門調理師技術考査」を受験することができます。
調理国際科の一年の様子
○1学期
1学期は全学年で学科集会を行い、調理師養成課程で学ぶ生徒としての意欲を高めます。そして、1年生は初めてコックコートを着用し、自分の名前の入った包丁を手にしていよいよ実習が始まります。2年生、3年生も新しい学習内容・実習内容になり、気持ちも新たに一年がスタートします。
○夏季休業中
調理国際科では、夏季休業中も多くの授業・行事が行われます。1年生は工場見学、2年生は愛知学泉大学との連携事業、3年生はホテルでの接客サービス講習の他、学年別に西洋料理・日本料理・中国料理の作法講習会を行っています。特に2年生は、愛知県下のホテルや介護福祉施設等の調理現場で4日間の実習を行います。また、3年生は調理科目の授業も行います。
○2学期
2学期は中学生体験入学、卒業発表会のような学校行事以外に1年生の八丁味噌料理対決、近隣の方向けの大量調理試食会、普通科3年生との交流授業などを行います。身につけた知識や技術を通常の授業以外で発揮する機会を設けています。卒業発表会は、3年間の学びの集大成です。課題研究4講座の作品と個人作品として前菜三種盛りの展示、調理技術の実演を行っています。各学年とも、冬季休業中も実験や実習を中心とした授業を行っています。
○3学期
3学期は学年の締めになります。調理国際科の保護者の方を対象に一年の学習の成果を見ていただく会食会・授業参観を学年ごとに行います。また、この時期に合わせ製菓(チョコレート)特別講習や旬の鮟鱇を使った実習、味噌の仕込みなども行います。そして3年生は卒業と同時に調理師免許状を授与され、調理師として旅立ちます。
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令和6年度
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